恋い焦がれて苺と西瓜

今日は記念日、じゃないけど君に花束を

情緒ジェットコースター2020

 

 

 

2020年、院試と卒論で情緒がめちゃくちゃだった佐倉早紀子を精神的に支えてくれたものたちを振り返ろうと思います。

 

 

 

  • 7 MEN 侍

いちばん安定して「そこにいてくれた」のが彼らでした。

今年に入って見事に箱推しになってしまい、めちゃくちゃ充実したオタクライフを送ることができました。

元々は【嶺亜担・矢花大好きおばさん・幼馴染のりんねきゅんと10年ぶりに再会した設定】というオタクをしていました。そっから何が起きたかというと、本髙克樹氏の「もぐもぐTV -メロン-(本髙克樹「もぐもぐTV-メロン-」 | ISLAND TV (j-island.net))」で【いっぱいお食べおばさん】が爆誕し、嶺亜さん目当てで行ったミュージカル「SUPERHEROISM」で【大光ベタ惚れおばさん】に堕ち、こんぴちゃんはいつの間にか好きでした。

そう、サラッと書いてしまったけど「SUPERHEROISM」を観劇できたことが本当に2020年最高の経験だったなと思います。今でも毎秒再演してほしいと願っているので偉い人どうにか宜しくお願いします。コロちゃんは早く消えてください。

あと印象深いのは「オリジナル楽曲提供(

7 MEN 侍【重大発表ドッキリ】でも知ってまして…さらにドッキリ! - YouTube

)」です。この回の動画を見て泣いて喜んだのを今でも覚えています。おそらくクリエ初日の直前にあたるようにアップされた動画で、すごく愛を感じました。実際クリエは中止になってしまい、焦らされることにはなるのですが。無所属の嶺亜さんをゆるゆる応援していたころは想像もしていなかったチャンスをたくさん掴んでいて、好きになって良かったなあと本当に嬉しかったです。

そして「Summer Paradise 2020」、7MEN侍の日程は通称”サムパラ”。院試2週間前とかそんな日程だったため初めは「まあ全ステはしないかな……」と思ってたんですが、気付いたら全部見ていました。初のオリジナル曲「サムダマ(

7 MEN 侍「サムダマ」(Summer Paradise 2020) - YouTube

)」の披露、バンドもダンスナンバーもたっぷり、個性あふれるソロ……。特に嬉しかったのはバンドバージョンの「シンデレラガール」の演奏です。私は侍結成してすぐの単独(申し込んだけど外れた)を局動画で見てシンデレラガールの「愛してるよシンデレラ」に狂い散らかしていたので、いつかまた見たいと切に願っていたのでした。これまで侍の出る公演に行けたことがないので最初のシンデレラガールから更新されておらず、やっと再会できた曲なのです。歌割りもされていてパワーアップして帰ってきてくれて、おばさん泣きました。

ちゃっかり見に行ったRock Reading「幸福王子」。京都劇場での公演があるということで申し込ませていただきました。自名義大優勝してすごい前の方のこんぴちゃん0ズレ。ぽん様こんな爆イケな舞台やりながら早稲田で卒論書いてるんだ……とかこんぴちゃんめちゃくちゃ舞台メイク映えする顔じゃん……とか。自名義で入った時に半券を座席にわすれてきて、取りに行くために大千秋楽の日にもまた会場に向かうことになり、勢いでチケットを譲っていただいたこともいい思い出です。最後列から見渡したスタンディングオベーション、とっても素敵な景色でした。

冬に配信された「Johnney's Jr. Island FES」。まさかの2曲目のオリジナル曲「サイレン(

7 MEN 侍「サイレン」(Johnnys' Jr. Island FES) - YouTube

)」の披露や、エモエモすぎる「言葉より大切なもの」バンド演奏。他グループと合同だったけれど満足度5億点でした。

そして先日の「SASUKE」にやられました。菅田琳寧、只者じゃないな……。ちゃんと実力を以て1stステージをクリアするその姿、しなやかで信頼できる筋肉、塚田くんに駆け寄るときのいつもの笑顔……。普段の侍Tubeでも、身体に関する知識がちゃんとあることが見受けられます。足攣った大光にすぐ対処したり、身体能力テストでは人に的確なアドバイスをしていたり。もちろん自身の記録は抜群で。いつもニコニコして天然なように見えて、真面目で努力家で誠実なんだなと、ギャップにやられました。それでいて左利きで1人称りんねってなんだよ!!!!大好きです!!!!!!

 

今後とも、侍たちの活動を、彼らが侍である限り応援していきたいと思います。

 

 

 

  • NEWS

正直色々ありましたよ今年は。でもそれを”最高”で塗り替えてくれたのもまたNEWSだったなあと思います。

アルバム「STORY」までは純粋に幸せだったので……。ツアーも京セラ2公演当たっていて本当に楽しみにしていたし各曲”最高”なので、できることならあのタイミングで永眠していたら幸せだったんじゃないかと思うんですが、まあそんなことは言わずに。

グッズがオンラインで買えるようになったことについては事務所ありがとうという気持ちです。パーカー可愛くて愛用しています。

あと「できることならスティードで」をめちゃくちゃ読みました。普段活字が嫌いな私が、狂ったように読みました。院試勉強中も見えるところに立てておいて励みにしたほど大好きなエッセイ集です。

情緒がめちゃくちゃだった夏は侍さんに支えられていたのであまり記憶がないのですが、500円でオンラインファンミーティング(アーカイブ付き)をしてくれたのは本当にNEWSすき……となりました。恥ずかしかったので視聴のみのチケットでしたが、3人の良さが出ていて、歌も『回ごとに撮り直しで』届けてくれて、これからも応援してもいいかなって素直に思えました。

「WORLDISTA」の円盤が手に入ったことも嬉しかった!まだ見れていませんが。お正月休み(そんなものはない)に見ます……今日までのVRはさっき見ました。めちゃくちゃ”””幸福”””な空間でヤバ……となりました。「Love Story」聴くと「NEWSに恋して」思い出して恋しくなって死ぬので、今見事に死んでいます。

「オルタネート」発売!とっても嬉しかったです。小説新潮初の重版から始まり、すごい早さで単行本になり……これもまだ読めていませんが、配る用まで買いました。コヤシゲがコロちゃんに襲われてしまい世間の言葉に対抗できるのは売り上げの数字だけだ、と思ったっていう邪念もあります。その後見事直木賞候補に選出され「まあ自担は直木賞候補作家なんですけどね……」という顔で生きています。加藤さんが私の知らない頃から書き続けてくれたから今があるんだなと思うと世界ってなんて素晴らしいんだろう……。

トリプルA面シングル発売も本当に嬉しかったです。どの曲も美しくてチャーミングで力強くて、大好きなシングルになりました。

4人時代への感情が【恋愛感情】(永遠にNEWSに恋してを引きずっている)だとしたら、3人になったNEWSには【ぬくもり】を感じています。NEWSとファンのあったかい空間をこれからも愛していきたいと思います。

 

 

 

  • 高橋優

私の地元での「free style stroke」、すごくよかったなって思います。コロちゃんのせいでいつツアーが中止になってもおかしくない中で、会場が1つになっていてエネルギーが爆発していて忘れられない公演になりました。

そのツアーの中で作られた楽曲「one stroke」のMV(

高橋優「one stroke」MV(未完成版) - YouTube

)が、私の胸を強く打ちました。ライブが中止になった会場の映像が少しずつ入っていて、しかし外出自粛要請によってすべて撮りきる前に中断され、『未完成版』として公開されました。こんなストレートで大きな愛を高橋優からぶつけられたことがなくて、公開されたとき泣きながら見ました。今までは高橋優の”熱量”に対してこっちが勝手に共感してお金を払っているつもりだったので、こんなに彼の愛がファンに向いていると思っていなくて、心が揺さぶられました。こんなに想われていてファンの1人としてとても幸せだなと思いました。

FCの体制が変わったことに対して正直最初は良い印象がなく、高橋優をアイドル視するお金ある大人にしか利点がないような感じがしてうんざりしていたことは事実です。ごめんなさい。でも半年経った今、FCで新たなコミュニティが作られたことや胡坐配信でファンと繋がろうとすることは、もしかしてファンを思う一心なのかなと受け取り始めました。楽曲を愛するファンの気持ちと、ファンを愛する彼の気持ちがいつか縒り合されていくといいなと思います。

 

 

 

ずっっっっっっっとこれやってた1年でした。ライチ売ってます。

 

 

 

  • チェケラッチョ(こういち)

LINELIVEでたまたま見つけたドラマーのライバーさん。ファン想い過ぎてファンは禿げる。人気になってどんどん夢を叶えてほしい一方で、正直人に教えたくない推し。今度川崎鷹也さんのMV出演決まったからみんな見てね。

 

 

 

  • やまももちゃんねるつ

好きなYouTuberさん。動画見るとまじで元気が出る。掃除も捗る。自己肯定感が上がる。病んだらとりあえず動画流して過ごすようになりました。

 

 

 

  • きぃ

まじで可愛すぎて大好きなYouTuberの女の子。年々可愛くなっていく。LINELIVEですぐ名前覚えてくれて、家族想いで、ときめきを教えてくれる! きぃちゃんのまわりが優しさであふれていますように、と思います。

 

 

 

  • 合唱

デカい声出すってストレス発散になるのな。大学4年にもなってサークルに真剣すぎワロタって感じ。外出自体が気分転換になるし、ストレス発散になって、後輩とおしゃべりできて、精神安定剤だったなあと思いました。

 

 

 

  • 散歩

寒くなってからは全然しなくなっちゃったんだけど、特に院試前は夜の山を泣きながら歩いていました。歌ったり独り言言って頭整理したりしながら、1~2時間ひたすら歩くだけです。山なので星が綺麗に見えたり、イノシシが出現したりしました。

 

 

 

 

  • 化粧

人と会わない時期は気晴らしに化粧で遊んでいました。普段しないようなメイクができて楽しかったです。自分には色いっぱい入ったアイシャドウパレット向いてないことがわかりました。買ったコスメも欲しいコスメも増えました。いつかマスクしなくてよくなったらほしいなって思うリップがいっぱいある!頑張って働きます!

 

 

  • こだわり酒場のレモンサワー

2020年いちばん飲んだ酒です。ちなみに2019年にいちばん飲んだ酒はほろよい白ぶどうです。

 

 

 

 

 

2021年は自分の気持ちに素直に、大好きなものを探して、日々を頑張って生きたいなと思います。皆様来年もよろしくお願いいたします。

 

拝啓、はたちになった矢花黎様

拝啓

はたちになった矢花黎様

 

 

 

 

矢花くん、お誕生日おめでとうございます。

あなたが7MEN侍に加入してくれて、出会うことができて、本当によかった。

 

 

 第一印象がこんなだったのは本当にごめんなさい。

 

 

 

 

少クラで見るバンド演奏に安心感をもたらしたのは間違いなくあなたの影響が大きいです。

 

いい子見つけてきたな、面白くなりそうだな、と思いました。

 

 

 

ちょうど去年の今頃、YouTubeジャニーズJr.チャンネル金曜日担当が7MEN侍になることが発表されましたね。

こっちまでうれしくて飛び上がって喜んだのを今でもよく覚えています。

 

 

矢花くんがもっと色んな意味でヤバいことに気付いたのは、侍Tubeを追うようになってからでした。

 

この子が一番トークにキレがある、ツボに刺さることを言う、絶妙な語彙を使う。

二宮さんと加藤さんを通ってきた私が好きじゃないわけない人だこれ、と思いました。

 

メンバーの誕生日企画の動画で読まれるお手紙とか、うわぁこの人の言葉好きだなあって思います。

今の私ではあなたの文章にきっと敵わないので、今回は直接送るような真似は控えさせていただきました。

 

 

 

 

 

あともうひとつ強烈な印象が残っているものとして、サマハニに狂い散らかしました。

「Once in a life time 真夏の恋をキミと Play with me」の部分を歌う矢花黎に恋愛感情抉り出されて苦しいです。

お前~~~~~~~2個上のババアだけどいいですか~~~~~~~?って言いながら見ていました、ごめんな。

 

何が怖いって矢花黎は私が小学生のころ好きだった男の子に色々似ていて。

矢花くんほど喋らないが、笑い方とか受けを狙う方向とか器用で何でもこなすところとか声質とか姿勢とか顔に対してちょっと鼻が大きいところとか。

矢花くんを見てるとなんかすごくギューーーーーーとなる。

 

そんなあなたに歌われるサマハニ、まあ爆発するよね。

 

 

 

 

 

 

 

「ああもう、矢花黎に沼る要素しかない」と思い知らされたのは#woofer887です。

 

涼しい顔してる割にファンへの愛が凄い。トイレで質問返しするのおかしい。わかっちゃいたけど楽器演奏の技術が凄い。動画の編集技術が凄い。ものの考え方が、信念が、あまりにもしっかりしすぎている。年下とかそんなのどうでもよくて、こんな風に生きたいと思いました。

 

矢花くんを好きでいると、自分を大事にできそうな気がしてくる。

 

 

 

 

 

 

矢花くんが毎秒幸せだといいなと思っています。

 

私は近年、個人的に「(推しの)努力が報われるといいな」という言葉を使うのは控えるようにしています。

今報われていると思うかどうかって本人がどう感じたか次第だし、大きな結果を得られた時しか認めてあげられないみたいで嫌だから。

 

そうじゃなくて、矢花くんには、音楽を追求しているときも、「ちょっと今日頑張るの怠いな」って寝ちゃう日も、メンバーとふざけて笑うときも、些細な出来事でもなんでもいいから、毎日幸せであってほしいなと。

所詮赤の他人であるいちファンが干渉できる部分ではないので、願うことしかできませんが。

その積み重ねがいつの間にか大きな成功にちゃっかり繋がっていたらうれしいです。

 

 

 

 

 

 

長くなりましたが改めて矢花黎くんはたちのお誕生日おめでとうございます。

あなたの20代がきらきらしたかけがえのないものになりますように。

体に気を付けて、素敵な日々をお過ごしください。

 

 

【存在の肯定】の話 vol.-1

 

 

おはこんにちばんは。さくらさきこです。

深夜2時にストロングゼロをキメた状態で書いています。

 

 

 

 

最近【存在の肯定】に伴って生きていけなくなっているお話です。

 

 

 

 

生きるために【存在の肯定】を探していたのに、それはお前めちゃくちゃ本末転倒では?という感じなんですが……。

 

 

 

 

大学生になり、人間関係に恵まれようやく自分の【存在の肯定】を見つけ始めました。私もここで生きていていいんだ、ひとりの人間として生きていることを認めてもらえているんだ、と。

「努力を認めること」はもちろん嬉しいし、価値のあるものだと思います。そのために20年くらい生きておりました。ですが【存在の肯定】は「生きているだけでいい」なんです。「あなたが生きていて嬉しい」、という最上級の肯定です。その概念を手に入れ、探し求め、っていうそこまではよかったんです。

 

 

結論から言うと

①【存在の肯定】を得たいという感情が満足してしまった

②素敵な人と結婚して素敵な家庭を築くことが人生の最終目標な気がしてきた

③何をどう頑張っても1番欲しい相手からは【存在の肯定】を貰えないということに気付いてしまった

の3点です。

 

 

成人する前は「努力していないと人並みの人間でいられず、他者から対等に認識してもらえない」と思っていたため、ネガティブなまま前を向いて生きていられました。ですが今は身の回りの色んな人が私の存在を肯定してくれます。みなさんありがとうございます。そして「すべての人は生きているだけで素晴らしい」と思えるようになったのです。私もあなたも。つまり、頑張る必要が無くなってしまったのです。

 

学歴も、いい会社に就職も、いい年収も、何も要らなくなってしまいました。衣食住を確保出来たらあとはどうでもいい、どうにか生きていられたらなんだっていい、なにをやりたいとも思わない、と。

そんな腐った私を誰も肯定なんてしないだろうとは思っています。そんなことはわかっています。でも自分で自分を否定して苦しめることが無くなってしまいました。

 

 

お金が全く要らないわけじゃない。そりゃできることならそこそこ稼ぐOLになって佐久間大介をヒモに飼いたい。でも現実の私の今後の進路にリンクしないのです。この勉強しないとその将来が見えないならやっぱいいや諦めよ、って思えてしまうのです。

 

 

大学に受かったときの成績は正直全然良くないから地頭は下の下、そのくせ院進を選んでしまった(就活していない、の間違い)から勉強しないといけない、TOEFL受けないといけない、卒業研究しないといけない、なんでこんなに苦しいんだろう、頑張っても出来そうにないならやめてしまえばいいじゃないか、大人しく地元で働いて適当に生きた方が楽じゃないか、ちょうどいい人と結婚してちょうどいい家庭を築く方が幸せじゃないか。

 

 

とか考えてどこにも行けなくなってしまったわけです。

 

 

 

 

 

 

適当に結婚して、とか言ってしまいましたが結婚が適当はさすがに嫌ですすみません。結婚願望というか、これは自分の両親に対する憧れです。あんな夫婦になりたいな、そして子供を授かってのびのび育てたいな、と思います。これは積極的に想う夢です。最近家の近くを散歩すると素敵な一軒家がたくさんあって、外からも見える兄弟が遊ぶ影とか食卓の匂いとか、なんだかすごく羨ましいなって思います。

稼ぐこともいいけれど最終的にはこういう暮らしをするのが夢だなあ……えっっ学歴とか要らなくない???という考えに至ってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

最後の最大の壁、1番【存在の肯定】を欲しい相手、というのはもはや未練でしかありません。この人と一緒に色んな景色を見たかった、この人と一緒ならどんな苦労でも乗り越えられた、と未だに鮮明に想い描いてしまう自分に呆れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今自分が直接戦っているのが勉学だというのが大きく影響している可能性はありますが、こんな腐りきった思想に陥ってしまいました。【存在の肯定】のためだけに生きようとしてはいけないですね。【存在の肯定】の定義そのものを勘違いして未来を諦めています。なんでこうなっちゃったのかなあ。

 

私はかれこれ9年くらい高橋優さんのファンをやっています。彼を好きになった理由は雑に言うと「劣等感をきっかけに、ガムシャラに努力するところに共感したから」です。あれ、高橋優に憧れたあの頃の私どこにいっちゃったのかな。もうちょっと共感して憧れ続けて泥臭く生きててもよかったのにな。おかしいな……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、くだらないことに悩むのは5月で終わりです。6月からは無鉄砲クレイジー全力疾走爆速ポジティブ女に戻ります。

 

 

 

 

 

ここまでやってきたことを無駄にしちゃいけないよ。私はよく頑張ってきたよ。周りと出来を比べるのはやめよう。自分にできることをひとつずつやっていこう。

幸せな家庭を築くには私の人生の豊かさも必要だよ。焦らなくたって然るべき時にきっと素敵な人に出会えるから、今は自分という人間を確立させるためにゆっくり生きていこう。

未練は引きずっても引きずらなくてもいいよ。ただし「もしかしたら」のために未来を捻じ曲げるのはやめようね。あくまで自分のために生きるのが前提だよ。『あなたが若さ 若さ 若さを失くす前に / ミニスカートのシンデレラでいられる内に / 歳をとっても すがれるように / 思い出を燃やせ』だよ。いい意味で失敗は怖くないよ。

 

高橋優のように泥臭く愚直に、加藤シゲアキのように自分のために努力を積み重ね、中村嶺亜のように努力を当たり前と思い、佐久間大介のように底なしに明るくいこう。こう見ると僕の推したちみんなすごい人たちだなあ。

 

自分に何ができるのかの探索も必要なことだと思う、ただしそれは「楽をするために」じゃなくて「選択肢や可能性を広げるために」でなくてはならない。

 

 

 

 

 

 

たまには楽をしてもいい。休憩していい。ジャニーズとかパーカーくんとか田中みな実の写真集とか、癒されましょう。何のためにお金払ってるんすか。

 

 

 

 

 

 

 

 

自我の保ち方もうちょっとバランスよくいこうね、っていうお話でした。

 

【存在の肯定】の話 vol.1

 

 

こんにちは。さくらさきこです。

私の長い人生(?)におけるキーワード【存在の肯定】についてお話していきます。

 

 

まず【存在の肯定】の意味です。

これは決して、好きだよ、素晴らしいよ、素敵だよ、頑張ったね、などというプラスの言葉を指しているわけではありません。違うんです。そうじゃないんです。私の拙い語彙で辞書をつくるなら「ただ相手をそのまま受け入れ、幸せに生きてくれることを望むこと」です。価値とか評価とかそんなものは要りません。恋や愛である必要はありません。あなたのいる世界を受け入れること、です。たぶん世間的に言う「愛」を拡張したような感じです。私自身が【存在の肯定】をひとつの概念として扱っているので言葉で表すのが難しいですね……適切な言葉を見つけ次第、【存在の肯定】の意味はアップデートしていくつもりです。

 

 

私が何故【存在の肯定】に固執するかというと、存在を否定されたことがあるからです。そりゃそうだね。具体的に言うと中学時代の部活動です。マジのガチでひとりぼっちでした。逆に何であの状況でも毎日部活動参加していたのか今となっては理解できないレベルです。練習中もめちゃくちゃ避けられます。聞こえる音量で陰口を言われます。いやなんでそれ陰で言えないの?って感じなんですが。そんな日々があったから、高校に進んだのち周りの人が私の存在に何の疑いもなく当たり前に接してくれることが、嬉しいと同時に驚きました。わざわざ前向きな言葉をかけられたわけではなく、受け入れられたという意味で【肯定】を感じました。私はこの世界に生きていていいんだ、と。そして大学に入ってその感覚をより強く覚えます。学科やサークルの友人たちから大きな影響を受け「存在、姿、思想などを否定しない」という具体的に【存在の肯定】の要素として挙げられるものを意識するようになります。

実際に【存在の肯定】というフレーズを使い始めたのは二十歳前後だったかと思うのですが、振り返ってみるとこれまで私が好きだと思ったもの、尊いと思ったもの、居心地のいいと思ったもの、すべてに共通して関わる概念だったことに気づきました。

 

 

このブログでは今まで好きになったものなど【存在の肯定】に関わるものを挙げ、1つずつ騒いでいきます。思い当たった順番に好き放題書かせていただきます。掘り下げてお話しする際にネタをバレる可能性があるので、どうかご自衛願います

 

 

 

 

 

 

高橋優「福笑い」

これは私が高橋優の曲で1番初めに好きになった曲です。2011年2月に発売されたシングルの曲です。確かエムオンというチャンネルで録画していた番組で「福笑い」のMVが流れていて、一瞬で気に入って狂ったように見続けていた記憶があります。当時メガネ男子にハマっていたのも要因ではありますすみません。このブログを書くために久々にMVを見たら新鮮に好きすぎてびっくりしました。

あなたが笑ってたら 僕も笑いたくなる

あなたが泣いていたら 僕も泣いてしまう 

こんな何の変哲もない歌い出しですが、これ既に【存在の肯定】されています。"僕"は"あなた"の存在についてなんの疑いも持っていないのです。MVでは爽やかな格好をした高橋優が、めちゃくちゃ曇り空の下で、すごく穏やかな表情で歌っているのが印象的です。その顔つきにも、"あなた"への【存在の肯定】が表れています。

本当はサビ前のウインクがやばいとかもっと色々な曲の良さをつらつらと語りたいところなのですが、今回は【存在の肯定】に特化したお話にしたいので、また機会があれば。

あなたが今楽しんでいるのか 「幸せだ」と胸張って言えるのか

それだけがこの世界の全てで 隣でこの歌唄う 僕の全て

肯定されすぎています……どういうこと……幸せを願われている……ましてやそれが"僕の全て"だなんて……そう【存在の肯定】とはベクトルのことであって大きさは問わないので、よくデカすぎる【存在の肯定】に胸を打たれて私は意識を失います。この曲に出会った当時は【存在の肯定】に対する意識・認識は無かったにもかかわらず、潜在意識下で引き寄せられていたと思うと、もはやこの概念は私の「性(さが)」であるなあと感じました。もちろん他にも素晴らしい歌詞が散りばめられていて、本当に勇気が出る曲なので、切り取って語っているけれど全部聞いてほしいです。

あなたは今笑っていますか? つよがりじゃなく心の底から 

これ私色んな人に言いたくなる言葉です。「その鎧を脱いであなたらしく生きられる世界であってほしい」という意味だと思うのです。「私には弱いところを見せてもいいよ」的な意味では、あんまり無いと思っています。このあとに続く歌詞が"憎しみが入る隙もないくらい 笑い声が響く世界ならいいのに"に続くからです。勿論「弱みを見せていいよ」という姿勢によって救われる心の傷もあるのだけれど、それは【存在の肯定】から少し外れます。寄り添いという名の【介入】になるからです。この曲は"あなた"への【介入】が無い。だから私はこの曲を「受け入れやすい曲」だ、と感じるのかもしれません。決して【介入】が悪だと言っているわけではありませんよ! ただ私自身が、そっとしておいてくれるほうが心が楽になることが多いというだけです。

こんなに優しい曲なのに「綺麗事だ」って言われたりすることもあって悲しくなるんですよね。噛み砕いて本当の意味を捉えようとするとき、これは綺麗な歌じゃなくて優しい歌だなあと思うのです。

その姿形ありのままじゃダメだ!と誰かが言う

それにしたって笑顔は誰も ありのままにゃ敵わない

このフレーズに救われて私はいま生きています。【存在の肯定】を、相手に伝えるフレーズというか。相手に、相手自身を肯定してほしいという願いというか。何かを押し付けるでもなく"僕"は"ありのまま"の"あなた"を受け入れる姿勢でいるんですよという意思表示というか。私の思想はこの歌に乗っ取られているので、普段は口にしないけれど周りの人間には常にこの言葉を投げています。基本的にヘラヘラスタンスでいるのは、私はここでどんなあなたでも受け入れるから構えずに接してくれていいよ、私といるときだけでも心にゆとりを持てたら嬉しいな、と思いながら生きていることの現れです。

あなたがいつも笑えていますように 心から幸せでありますように

それだけがこの世界の全てで どこかで同じように願う 人の全て

この言葉で曲が締めくくられています。 【存在の肯定】であり、世界まるごと肯定してしまっています。心が広すぎます。これのすごいところは"あなた"が何を以って幸せを感じるかについては触れていないんですよね。幸せでいてくれたらいい、ただそれだけ、という聖母マリアもびっくりな懐の深さです。

www.youtube.com

福笑い

福笑い

  • 高橋優
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

この曲を好きだと思えた小6の私すげえよ。私の人生そのものを表す歌です。

 

 

 

 

 

 

加藤シゲアキ「あやめ」

この曲は加藤シゲアキ、そしてNEWSを好きになったきっかけともいえる曲です。はじめはライブ映像だったので歌詞にあまり注目していませんでしたが、彼のパフォーマンスは幻想的で美しい世界が広がっていて(そして他のメンバー3人がMCにて全力でネタにしていて)しっかりと興味を持った次第でございます。このブログを書くためにまたNEVERLANDの映像を見返したら新鮮に好きすぎてびっくりしました。

21歳ボキャ貧読解力ゴミの私にはとてもじゃないけどまともに考察できる曲じゃないです。今の私が感じた【存在の肯定】の覚書、といったところで許してください。

決して空想 夢想の彼方

今だけはそばにいて

離さないで

歌い出しです。「あれ?お前さっき【介入】はどうのこうのって言ってなかった?」となるかもしれません。"そばにいて 離さないで"、確かに相手の行動を制限するという意味では【介入】です。しかしよく見てください……見えますか………………"今だけは"、なんです………………。自分本位な言葉ではなく、"僕"は"あなた"を受け入れているよということを身をもってわからせるための"そばにいて 離さないで"なんです…………。自己否定する"あなた"を、ふさぎ込んでしまっている"あなた"の存在を、今ここにいる"僕"は肯定していますという表現だと感じ取りました。

決して空想 夢想の彼方

今だけはキスしてよ

これも歌い出しとにたような話になります。「"キスしてよ"」=「"あなた"のご加護がほしい」と捉え、それはつまり"あなた"への【存在の肯定】に値します。

ゴッホも描けないほどの 愛の美しさを

あなたと手をつなぎ重ね重ね塗り描いていこう

"あなた"となら"愛の美しさを"描けるということですよねこれ…………。この曲のテーマとして「ボーダーレス」があります。歌詞を取り上げはしませんがこの曲で描かれるボーダーレスは性に限らず、地位も立場も過去も未来も生も死も人もそれ以外も、世界の全てのボーダーについて描いた、繊細さと壮大さを兼ね備えています。頼む私の語彙じゃ説明できないから歌詞読んできて今すぐ。NEVERLANDの円盤貸すから見て。一緒に見ようこれだけで一晩語れるから。そもそも映像作品として美しい(顔面だけでも美しいのに!)から見て。

cause i need u cause i love u

knock knock open the door

never give up beautiful world

makin' a good thing better

英語ゾーンです。原文ママです。全て小文字なのは「等身大の"僕"」なのかな、と私は思っています。1行目はもはやシンプルな【肯定】です。2行目、心のドアをノックしています。世界は美しいから、"あなた"に心を開いてほしいんですよこれ…………。加藤シゲアキ性善説を信じているというのが効いてきます。当時29歳ジャニーズ兼小説家の彼が、こんなにも世界を肯定し美しいものと信じて疑わない、たった一人の体で当たり前に全てを受け止める曲を書いてしまったことに、私は痺れました。東京ドームを我が物にして光を纏い【存在の肯定】を歌う彼に惚れてしまったんですねえ。普段面倒くさいとこがあるから尚更です。

この曲の考察は私の人生の課題です。

 

 

 

 

 

 

映画「性の劇薬」

最近友達に連れられて見に行ったヤク映画です。詳しいことは下記のブログに綴っています。

sakurashaki5.hatenablog.com

恋人を失った余田さんと、両親を失った桂木さんの話です。詳しい話は上記リンク飛んでいただいて今回はあっさりめにいくんですけど、余田さんに生かされた桂木さんは、「余田さんに生きていてほしい」と思った、そして海に入っていく余田さんを止めた、ということになるんですよね。余田さんは亡くなった恋人のことしか考えていなかったけれど、桂木さんは見返りなんかいらなかった、ただ余田さんに生きてほしかっただけという、なんたる【存在の肯定】~~~~~~!!!!!!

桂木さんの凄いところは、亡くなった恋人の存在を【否定】はしなかった、というところです。あくまで「あいつじゃない 俺は桂木誠だ」という主張しかしていないところです。お互いに自分の生きてきた人生があって、そのことは否定し得なくて、でも目の前にいる相手に今生きてほしいと思った、【存在の肯定】です。2人を繋いでいたのが性行為だっただけなのです。たったそれだけ。

なんでこの映画が私のツボに刺さったかというと、恋愛ものの「俺だけを見ろ」「俺が守る」「俺のものだ」という表現があまり好きじゃないからなんですね。いや私は自分で地に足付けて生きとるんじゃ何でお前の所有物にならんといけんのや、と思ってしまうのです。相手への肯定が削がれている気がするのです。性別云々とかは置いておいて、対等でありたいのです。余田さんの行いには相手への支配が見られますが、それは支配という感情ではなく「桂木さんを生かす方法」なので、権力問題(?)にはあまり影響がありませんでした。「生きていてほしい」は最上級の【存在の肯定】なので、その前には全てひれ伏すしかないのです。

映画『性の劇薬』公式サイト

 

 

 

 

 

 

ラジオ「大倉くんと高橋くん」

これは2015年4月から2020年3月まで放送されていたオールナイトニッポンサタデースペシャルの番組です。書きながらも番組の存在が恋しくてむせび泣いています。関ジャニ∞大倉忠義と、シンガーソングライターの高橋優がパーソナリティを務めています。

よくエイタ―側の方々には「優くんって大倉くんに甘々だよね」と言われます。確かに番組を聞いてるとジャニーズで高身長で御曹司でイケメンの大倉忠義を褒めたたえて自分を卑下する発言が多いです高橋優。ただ、正直逆だなと思っていて、大倉さんにめちゃくちゃ肯定してもらっていたんですよ高橋優。実は大倉さんめちゃくちゃ気を遣っていて、高橋優の存在を否定だけは絶対にしなくて、お互い凄い尊重して距離感保って続いてるラジオ番組だったんですよ。印象深いのは高橋優がフライデー撮られたことを遠回しにいじったときのことですね(かなり前やん)。最終的には高橋優がオチ的に笑いに持っていったのですが、あれお互いに信頼しているからできるプレーで、それって高橋優が大倉さんのことを信用しているってこと!?となって逆に泣きそうになったのを覚えています。相手を信用することって自分を卑下していたらできなくて、だから大倉さんからもらった【存在の肯定】は大きいし、高橋優も信頼という形で【存在の肯定】を与える側にもなりました。この5年を経て高橋優は自分の存在を卑下(まあ多少はするけど)しなくなりました。自分の存在を疑わなくなりました。なんというかそのスタンス?が曲に表れるようになりました。

ほっとくと引きこもってしまう2人なので、強制的に顔を合わせて話す機会を与えられるこの生放送の番組の存在が本当に大きかったなあ、これからも2人は仲良くしてくれるかなあ、疎遠になったりしないかなあなどと心配しています。あんまりマメに聞けなかったのが悔やまれるなあ。後継番組を私はしばらく怖くて聞けません……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【存在の肯定】、今回は恋とか愛とかじゃなくマジでストレートノーマルタイプなものを選んで取り上げてみました。たぶん今後もこのシリーズは続く(のか?)と思いますのでお付き合いいただければ幸いです……。

 

 

 

 

夏の札幌旅行 - LIVE 関ジャニ∞「十五祭」札幌ドーム

 

 

2019年7月13日から16日までの期間で札幌へ行きました。

7月14日の十五祭札幌ドーム公演を見てきました。

 

sakurashaki5.hatenablog.com

 

これですね。

 

 

 

 

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「デイドリーム・ビリーバー」の話をします。これ、私、11日前に聞いたばっかりの曲だったんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Zepp Nagoyaでのメガネツインズのライブ、アンコール1曲目です。まじか、と思いました。

 

 

 

しかもこの曲あんまり音域が高くないせいでしょうか、大倉さんの声ばっかり聞こえてきて、死ぬかと思いました。こんなところで見せつけられる大倉くんと高橋くん。彼らは同時期のツアーで同じ曲をやることをいつ認識したんだろう。もしかしたら高橋優が十五祭に入るまで知らなかったかもしれないと思うと、まじで、めちゃくちゃしんどくなりました。一応十五祭ツアー初日でしたので、「デイドリーム・ビリーバー」を関ジャニ∞がやった、ということを知る第一陣の人間になるわけです。あの会場の中にメガネツインズとかいうマニアックなユニットの数少ないライブに行った人はどれだけいたでしょうか。しんど。いや、メガネツインズにとっては長年フェスで歌ってきた曲なので、もしかしたら倉橋間で既に認識はあったかもしれないですけど。ネタバレになるからお互い公に言えない事実を、この身体に叩きつけられたかのようで苦しくなりました。

 

 

 

 

 

あとは札幌旅行の写真たちです。

 

 

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写真は載せませんが高橋優ファン的には第二の聖地である狸小路や音楽堂にも行くことができました。時間をくれた友人たち、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ。

 

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夏の弾丸名古屋!誕生日ライブ! - LIVE メガネツインズ Zepp Nagoya




誕生日当日にチケットお譲り探して名古屋までライブ見に行った大阪在住の女がいるらしい。




俺だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!







さくらさきこが、メガネツインズ東名阪ツアー2019年7月3日Zepp Nagoya公演にいきなり行ったお話です。言うて大したこと書きません。









自名義はメガネツインズ全滅したんです。はい。
なので諦めてたんです。
大阪の時に物販だけ行ってグッズは手に入れたんですけど。

そしたらなんと! 当日の午前中、Twitterでお譲りを出してる方を見つけてしまう!

大学の友達に午後の授業の板書を頼み、弾丸名古屋に向かいました。



適当にまとめると、メガネツインズの既存曲だけではライブができず、ツアー開始直前に1曲配信し、ツアーで初公開の新曲が2曲あり、さらにカラオケコーナーまでありました。アンコールはもはやメガネツインズの曲ではありませんでした。



いやもうあまりにも古いライブについて書こうとしているので大した話題がないっていうのがあるんですが、どうしてもまたやってほしいと思ったので書き残します。2階席立ち見のチケットだったのですが、逆に後ろのことを気にしなくてよく、視界を遮るものもないのでとっても楽しめました。



まず衣装が性癖ドストライク。何あれ本当に意味わからん。
新曲2曲は、高橋優の「BEAUTIFUL」みたいな曲だなと思いました。なんで聞ける形で残ってないんすか? どういうこと?
亀田誠治さんめちゃくちゃ嬉しそうで、高橋優もすごく楽しそうで、ア~~このツアー永遠に続けばいいのにと思いました。





本編はもうなんか熱量をもって書けるほどの記憶がないという大変失礼な話でありまして、どうしようって感じなんですが、アンコールの話をちょっとします。
「デイドリーム・ビリーバー」と「福笑い」の2曲をやってくれました。
「デイドリーム・ビリーバー」はメガネツインズを結成したときから歌っているらしいですね。なんだか声が優しくて、めちゃくちゃ好きになった曲です。あんまり解決してないじゃないですか。でも東日本大震災の後メガネツインズはこれを歌い続けてきたんだよな、と思ったらなんだか愛しいと思えた曲です。
そして「福笑い」、今ではライブでやる機会も結構減ってしまった曲ですが、ここでやってくれて嬉しかったです。ここ数年高橋優が単独でライブをする時、バンドではラスサビ前『その姿形ありのままじゃ』の部分からリズム隊が4分でズンズン刻むんですよね。それが今回亀田さんベースということで、本来の音源に近い形のリズムが鳴っていて嬉しくなりました。やっぱ大事な曲だなあ。








終演後の自分のツイートが面白かったので載せておきます。笑









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Zepp Nagoya、すごく素敵な会場でした。今度はゆっくり名古屋観光もしたいなあ。


アスファルトのネギ - LIVE 高橋優「free style stroke」リンクステーションホール青森

 

 

 

 

2020年2月24日、高橋 優 LIVE TOUR 2019-2020「free style stroke」リンクステーションホール青森での公演について書きます。

 

 

 

私はツアー初日の戸田市文化会館での公演にも参加していたので、まあ大体の流れは知っていました。セットリストへのときめきはたぶん初日の方が感じたと思います。そりゃそうだ。そのときは友達と2連で入ったのですが、びっくりしすぎて顔を見合わせてしまうような選曲もあってほんっとうにこのツアーやべえぞという語彙しか出てこなかった記憶があります。

 

私は生まれも育ちも青森なので、青森での公演がある際には意地でも行くと決めていました。リアラジのリアル会いに行くツアー in アスパム、ROAD MOVIE in リンクモア平安閣市民ホール、そして今回念願のリンクステーションホール青森です。本当に、ツアーが決まり会場が発表されたときはacmfにいたのですが嬉しくてひとりで叫びました。すみませんでした。

 

妹と一緒に入りました。妹は別に熱狂的なファンという感じではないんですけれども、私のおさがりのウォークマンを使っている影響でまあ結構知ってる、という感じです。

一方で私は危機感がありました。青森でキャパ2000人の会場、埋まるか?と。1人でも多く連れて行かなければ、と。

 

 

 

今回ブログのタイトルとさせていただいた「アスファルトのネギ」、これはちょっと理由がありまして、グッズのガチャガチャにストラップがあったんです。あらかじめ物販に行く前に、高橋優公式サイトの画像を見ながらどれが欲しいか2人で考えていました。そのときに見た画像の画質が悪かったんですね、ストラップのワニがネギに見えたんですよ。ネギだと思ってたんですよ。そっから実際ガチャガチャ開けてワニだと知り、最近の曲「アスファルトのワニ」にちなんでいることに気づき、「アスファルトのネギじゃん?」……に至ったわけです。はい。

 

 

 

ここで高橋優のツアーにおける青森事情についてです。高橋優、絶対に秋田はやるんですよ。地元なので。なんなら2デイズとかで。しかも全国から遠征して来るんですよファンは。秋田のためだけに。だから、青森ってなかなか来ないんです。田舎だから、じゃなくて、秋田の隣だから、来てくれないんです。まあ近いのでありがたく秋田遠征するんですが……。ライブツアーではROAD MOVIEで初めて来てくれて死ぬほど嬉しかったです。でも平安閣市民ホールってキャパ900人前後なんですよね。ハハハ泣いちゃうぜ。そのツアーでは東北の公演は全部SOLD OUTしたそうで、良かったあと思ったのですが、翌年のツアーではとばされるんですね。うわ~~~~~。

そして今回念願のリンクステーションホール青森公演。青森市で一番立派なホールです。私は成人式の会場でもありました。ようやく来てくれた! 本当にめちゃくちゃ狂うほど嬉しかったです。では次の問題。売り切れるか……? 一応祝日である。但し平安閣市民ホールの倍ある。前回の倍率がどうだったかはわからない。想像がつかない。

 

結論から言うと、売り切れなかったっぽいです。当日券があった、っていうのが正しいですが。

 

悔しかった。なんで私が悔しがってんだ、そこかよ、私が悔しがって何になるんだよ、何様だよ、わかってるんですが。もうこの会場来てくれないかもしれない、とか色んなことが頭を巡ってただひたすらに悔しかったです。

私が高橋優とは別にオタクしている対象のファンはすごく数字に敏感で、売り上げとか利益とかツアー規模とか様々なことを考えて「今売れたら次に繋がる」からお金を払い、応援しているような人たちが多いです。その感覚があるから、ここでチケット余らせたくなかった。グッズもこの会場でたくさん買おうと思っていた。青森で赤字にさせたくなかった。確実に儲けを出して次も来てほしかった。

まあそんな思索すらゴミにしたのがコロナ(2月29日以降の公演が全て中止)なんですが……。

 

 

 

いざ開場して席に着くと、あれ、熱気がすごい。「秋田遠征ついで」の人と、「北日本だから足を延ばした」人が多いんだろうなと勝手に思っていましたが、たぶん地元民の割合が私の想像より高い。家族連れが多い(実際私の後ろの席はファミリー4人で、娘さんが「パパ、みんなが腕上げたら一緒にやらないとだめだよ!」とか言っていて可愛かった)。そしてTシャツ着用率が高い。え? 青森よね? ここ。

理由は2つ。青森高橋優ファンの"秋田コンプレックス"(これは私が拗らせているだけかもしれないが)と、そしてコロナで先行きが怪しいことへの祈り。色んなライブが中止になるニュースが出ている中での今回のライブ。誰しもがこの空間は当たり前じゃないと痛感している中で行われたライブ。ああもうだめだ思い出すだけで泣きそうになってしまう。

会場が一体化していて、言葉にできない感情を絞り出すようなライブでした。

序盤のコール&レスポンスでは、「反応いまいちだったらもうちょっとやろうかなと思ってたけど、いけるね!!」って高橋優に言わしめた。もう最初っから最後までひとつになって何かを爆発させていた。

MCでは高橋優が買って来たお土産をバンドメンバーに贈呈するコーナーが恒例となっているようで、当日の朝にホテルから三内丸山遺跡までランニングした高橋優がアイマスクやらバスタオルやらTシャツやらをプレゼント(本当は斜陽館に行きたかったけど距離的に無理だったとのこと)。特にはっちゃんへのさんまるくんのぬいぐるみは可愛くて仕方なかったです。MCの次の曲ではっちゃんが太ももでさんまるくんを挟んだまま演奏するもんだからぺしゃんこになっているさんまるくんが不憫で可愛かったです。

終盤、高橋優は「そりゃ健康は大事なんだけど、なんのために健康でいるかっていうと今日みなさんと会って歌うため、みなさんに会えたらどうだっていい」みたいなことを言っていて。きっと今後の公演は中止が検討されているんだろうな、高橋優は必死でそれに抗っているんだろうな、と感じました。音楽と社会の狭間に立つってこんなにも辛いことなのかと、苦しくなりました。

それが伝わっているから、観客のボルテージが凄かった。こんな情勢じゃなかったらこのライブの一員でいれたことが誇らしく思えるくらい、盛り上がって素晴らしいライブだった。「青森凄いね!」って言ってくれて嬉しかったです。

 

 

 

捌ける間際の高橋優、客席に向けて満面の笑みで「大好き!」って言ったんですよ。満面の笑みだとなんかちょっと違うな、はにかんだ笑顔で大好きって言ったんです。私の思考が停止しました。「大好き!」、? そんな顔を2000人に披露していいの? マジで本気で付き合ってたのかなって思った自分がいました。

いつも私は「貴方のことが大好きな人がここにいるよ」と伝えるためにライブに行っているのですが、向こうからの大好きを被弾したのは初めて、いやそれは盛ってるか、こんなに衝撃的な大好きを浴びたのは初めてでした。もう私、高橋優以外愛せないかもしれない、とすら思いました。

 

 

 

 

あの笑顔に、また会いたいです。あわよくば青森で。

 

 

 

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追記です

 

高橋優、リンクステーションホール青森でのライブについて「ここで歌うチャンスを貰えて」という表現をしました。嗚呼、前回の会場の小ささちょっと気にしてるのかな、今回売り切れないかもしれないと本人も感じていたのかな、などと思ったら痺れました。アンコール最後の曲(明日への星だったかな………?)、高音ひっくり返ったりしててそれくらい絞り出すように歌ってくれて、めちゃくちゃ嬉しかったです。 「青森で出し切らなきゃ秋田で歌う資格がない」、青森県民の秋田コンプレックスを少し払拭してくれた気がしました。