恋い焦がれて苺と西瓜

今日は記念日、じゃないけど君に花束を

ちゃんとさびしかったよ

2024年3月3日、好きなアイドル 加藤シゲアキさんがご結婚を発表された。

 

あーーーーーなんか、いつか来るかもなと思っていた日が、意外と早く現実になってしまった。

 

 

 

驚いた、急にその文字列を見たから。でもとっっても嬉しかった!!!!!本当に本当に嬉しかった。

そしてちょっと切なかった、彼がFC向けに発表した文章があまりにもファンの心身を案じていたから。ファンにもメンバーにも気を遣ったことが書かれていて、そんなこと言わせるほど呪ってしまってごめんという気持ちになった。

 

 

 

すごく喜んだけど、だんだん、どんどん寂しくなってきた。

ファンやメンバーに気遣う言葉、発表直後は「めでたい発表なんだからそんなことまで言わなくていいよ」と思っていたけど、全然そんなことなかった。あの文章じゃなかったらたぶん私は翌日に荒んでいた。

 

 

私にとって彼は好きなアイドルであり教祖であり恋人であり元彼であり先生であり友達であり世界の彩りであった。

大学生時代は「NEWSに恋して」のおかげで恋人ができなかったし、ライブに行くためにバイトに勤しんでNEWSファンの厳しい上司に大変甘やかしてもらった。苦手な読書に齧り付いたり面倒臭い料理もやってみようと思えたり、ピンクのブルゾン(EPCOTIAの衣装)を真似して買ったり、新しい音楽を知ったり、私の興味の分野を広げてくれた。

 

 

 

そうか、結婚したか。

一緒に生きる人を決めたのか。

よかったなあ、彼には彼の幸福があり、人生があり、それをひとつ実現したんだなあ。

 

 

すごい、こんな筈じゃなかった。好きなタレントが結婚したらお祭り騒ぎする予定だった。なんか、なんでだろ、日に日にさびしいなと思っている。

 

 

この心の片隅に空いた穴は時間しか解決しないことを知っている。

 

でも、時間が経つごとにさびしさが増すことは知らなかった。

 

こんな気持ちで好きだったんだ、私もさびしくなれるんだ。

 

 

マスコミ向けにはメッセージカードと共にチョコレートが贈られたと知った。チョコレートを、カカオを見ると彼を連想するから、嗚呼どこまでも彼らしいなと思った。

 

 

結婚発表後最初のツイートには句点が多くて、なんだか発信に緊張を感じた。逆に同じ内容を告知するインスタのストーリーはなんだかゴチャゴチャしていて、あまりにも仕草が"人間"で、胸が苦しい。

 

 

どこまでも誠実で優しくて美しい人に、さらに惹かれてしまう。結婚しても変わらず。好きになりすぎてはいけないのに、好きになってしまう。

 

 

 

 

私たちの関係はこれからも変わらなくて、彼が好きな表現をして私がそれを信仰する。きっとこれからも私の人生を広げ、華やかにしてくれるだろう。

 

というか、それだけが頼みの綱である。どうかこれからも、NEWSでアイドルで作家で他にもなんか色々合計8人いる魅力的な表現者でいてほしい。今までと同じように、彼を、彼らを応援させてほしい。我儘でごめん。それを望むことを許してほしい。

 

 

 

 

ご結婚、おめでとうございます。

末永くお幸せに。

西瓜が好きな男の子へ

拝啓、西瓜が好きな男の子へ

 

 

このブログタイトル「恋焦がれて苺と西瓜」の西瓜にあなたは関係ありません。私はもう1人西瓜を好きな男を愛していますので。

 

 

ずっと、あなたを見つけてからずっと、あなたが常に幸せでいたらいいなと思っていました。

毎年のように誕生日を忘れ人に言われて思い出すけど、それでもあなたを思う度に幸せであれと願っています。

 

怒ったり泣いたりしてもいいです。喜怒哀楽を殺さないでください。

 

好きなときに好きなものを食べていいです。夜な夜なお酒を飲む日があっていいです。

 

たくさん寝ていいです。学問は逃げません。寝る間を惜しんでするべきことなんてそんなに無くないですか?

 

本当は完璧じゃなくていいです。少年であり続ける心を大切に持ってください。

 

 

最後に、私のこれらの些細な願いは蹴散らしていいのです。どうかあなたが誇りに思うことをあなたの速さで続けてください。

 

 

川﨑皇輝さん、21歳のお誕生日おめでとうございます。

あなたの周りに愛に満ち、喜びに溢れた年でありますように。

ジェットコースターみたいな音楽になりたい

2023年5月20日 The Grit Groovers「Sail For…」リリース記念ライヴ@MOTOMACHI ALWAYSを観劇した感想を書くと見せかけて、初任給前でCDすら買えていないし後半自分語りしだす記事です。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はジェットコースターみたいな音楽が好きだ。

聞くだけで心が弾むような、駆け出したくなるような、音に身を任せて楽しくなれるような、いや音に身を委ねることが許されているような音楽が好きだ。

 

私がThe Grit Grooversに魅了されているのは、ピアノとドラムだけでジェットコースターに乗せてくれるからである。

 

 

 

違うルーツをもつふたりが呼吸ひとつで音の上を転がるように駆け回る。

 

音で雨が降る。火が灯る。花が咲く。

 

もちろん全ての音が彼らの努力の上に成り立っていることはわかってる、わかってるけど。

ジャズとかブギウギとかロックとかそういうジャンルの概念がどうでもよくなるくらい(失礼では?)、私は「彼らの音楽」に踊らされる時間が大好きなのだ。

家計カツカツでも予定カツカツでも行く、予約する計画性もないくせに神戸市をダッシュして行った。

 

特に好きだなと思った曲(曲名わかんね〜〜CD買ったら加筆するね〜〜〜)は情景というより温度をくれたな、ほてった体温のような、旋律に乗って滑り回っている、まさにジェットコースターみたいだった。

会場の人がみんな同じコースターに乗って、それぞれがそれぞれの楽しみ方をしていて、空気が温かくて、本当に素敵空間だったな。

多分私じっと動かないでいるのが無理なんだよな、好きに揺れていいライブが本当に楽しいんだよ。

 

 

 

 

 

私は音楽が苦手だ。

何が苦手って表現が苦手だ。

昔はピアノを習わせてもらってたり、今でも合唱をやっていたりするけれど、技術的にも芸術的にも苦手だ。

指が追いつかない。ピッチの違いとかわからない。大きな声が出ない。和音とかわからない。工夫したつもりでもそれが音に乗らない。挙げ句の果てに「楽しそうに見えない」と言われる。

音楽ってつまらないな、と思いながらなんとなくズルズル続けている。

私が自己表現するにはこうやって長文ブログを書くしか方法がないかもしれない。

頭の中ではいろんな気持ちが渦巻いていて、文字に起こせば止めどなく溢れてくるのに、なんで音楽はつまらないんだろう。

 

ずっとコンプレックスだった。

つまらなそうに見える自分が嫌いだった。

音に乗せて表現することを避けていた。

 

 

でもThe Grit Grooversに出会ってから、いろんな音に化けていろんな気持ちを乗せて空間を駆け回るふたりを聴いて、やっぱりちょっと自己表現を諦めたくなくなってしまった。

 

24歳(もうすぐ25歳!)にして、今までやったことない音楽に挑戦してみようと思っている。

というか実は一歩踏み出してる、私がライブの開演時刻にギリギリ間に合わなかったのは新しいことを体験しに行ってたのと降りる駅を間違えたからである(ごめんなさい)。

何をしたかは内緒、まだ続けられるかわかんないので…

 

楽しい音楽のジェットコースターに乗せてくれて、新しい気持ちをくれて、素敵な時間を更新してくれる彼らのライブに、また足を運びたい。

 

 

対価を払える大人になれるよう、労働もがんばります‼️

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新しい音楽の開拓(と「認知」の沼)

長めの文章久しぶりだしあんまり冴えたこと書けない気がする、ごめんなさい、大目に見てください。

 

 

 

 

ドラマーの推しくんに会うという煩悩のために向かったライブで素敵な音楽に出会った話(と煩悩の話)。

音楽の知識が乏しい私は「ブギウギとは?」みたいな気持ちで行きましたが、何も知らずに行っても素敵な空間でした。

 

 

 

 

そもそも記憶がある場面が少なく曲名がわからなくて感想が書きづらい、と思っていたらYouTubeに動画あげてくださってる曲があって「福利厚生〜〜〜〜!!!」になっています。ありがとうございます。

 

【Honky Tonk Train Blues】

突然ピアニストさんと推しくんが現れパニックのワイ。始まる演奏。パニックのワイ。バスドラムが心臓の鼓動に聞こえてるワイ。1番印象が強くて1番記憶が無い曲。

MCで推しくんご本人が「地元の電車・街並み・人の動きをイメージしながら叩いた」みたいなこと仰っていてそうなんだぁ(ぽかん)と思ってたけど後から動画拝見したら全然電車の音でわろてる、電車の音よりも私の鼓動と脳内喧騒のほうが強かったんですね……………………

個人的にはドラムって曲の舵を取る役割の楽器だと認識していたけど、こんなに主役でキラキラしたドラム演奏あるんだなあと、もうなんて言ったらいいんだろう、ほぼ呆気に取られていました。記憶が無いもんね。もちろん推しくんの存在もキラキラしていて眩しかったんだけど、あれはきっと目瞑って聞いても生き生きした演奏に惚れていたと思います。あとこれは余談ですがピアニストさんと目を合わせている推しくんの顎のラインが無敵でした。

 

ライブ中盤(?)にあったドチャイケドラムソロも刺激的だったなあ。音楽で建物壊せそうと思った。叩いてる推しくんが本当に楽しそうで輝いてて、音楽とドラムが大好きなんだなと、めちゃくちゃ素人感想だけど率直に思いました。音程の無い楽器でこんなに気持ちが伝わってくる音楽があるだなんて知らなかった。

 

 

※ドラム寄り後方の席に座る→周辺(前方)に同じ推しくんのファンの皆さんがいる→推しくんがよく目を合わせている→流れ弾を食らう→記憶が吹き飛ぶ

というかたぶんライブ中めちゃくちゃガン見しててたまにこちらとも目が合ったので「まだ会ったことないけども消去法で私だってバレてる気がする」とさえ思った。

 

 

 

【My Blue Heaven】

曲を認識して覚えていて書けるだけの感想があるものが少な過ぎる(これはギターとボーカルの演奏なので推しくんはいません)

英語詩から始まったのでなんか聞いたことあるなんだこれだったんですが、日本語詩になったところで気付きました。自担の舞台「モダンボーイズ」のダイジェスト映像の最後の曲。私の青空、すごい力強くて儚くて脆くて悲しい印象があったんです……。

でもこの日の演奏は同じ楽曲なのにまるで違った雰囲気を纏っていて、あたたかい魔法のような夢心地のような、心を癒していく時間でした。えっちで落ち着いたギターと優しくて甘いボーカル。天国のような音。音楽ってすげ〜〜〜〜〜!!!!

 

 

【Santa Claus Is Comin' to Town】

アンコールで撮影可とのことでしたが私はタイムラプスで撮りました。なんで?

今年もひとり身ですがクリスマス迎えるの悪くねえな〜になった、こんな満たされるライブ見れたんだもの。音楽が私のサンタです。

 

 

 

 

 

書ける曲がなくなったので別日公演演奏でアップロードされた動画もちょっと触れちゃう。

【Daydream Believer】

YouTubeチャンネルの他の動画見てたらこの曲があって悲鳴をあげて爆速で見て書きたくなった次第でございます。宗教上の理由で(?)この曲が大好きなので、生で聞いたら失神していたでしょう。歌声最高〜の気持ちで聞いていると間奏のテナーサックスとギターのところで死ぬ、これはきっと観客をころすつもりでやってるなと思います。だれも邪魔してなくて、みんな主役で、心地のいい音で。私が往生するときにはぜひ病室にこれかけてほしいです。

 

 

 

 

ブギウギとはどんなもんなんやと思ってたんですが、生でピアノの音から伝わってくる人柄と楽しそうな姿に魅了されました。なんていうか誤解を恐れずにいうとすごく気まぐれで弾いてる感じ(誤解されない書き方はなかったのか)。その瞬間を楽しんでいる気持ちを目の前の鍵盤に映し出していて、ライブってこれがいいんだよな〜〜〜っていうのを初見の私でも思いました。

ボーカルの方はめちゃくちゃ上手くて(当たり前なんだけど)(最高にうまい)、ディズニーソングとか本当に本当に素敵で、語彙がなさすぎて困ってるんですが、すっかりファンになってしまいました。

ギターとテナーサックスの方々は本当に最優秀どえっち賞受賞ですおめでとうございます。あんなに優しくて人肌の温度の音出るんだ!?とずっと驚かされました。その一瞬しかなくて美しくて可憐な演奏だった……。

ドラムの推しくんは本当に毎秒かっこよくて楽しそうで、音で対話していて、いやドラムにそんなことできるんですねと聞いてるだけの私がどきどきしました。配信でドラム叩いてる姿は見たことあったはずなのに、全部が新鮮な衝撃で、何が言いたいかというとつまりほとんど覚えていません。でもちゃんと満たされた気持ちは今も残っているので、あの夜のライブは嘘じゃなかったんだよなあと実感できます。見に行く機会をくれた推しくんに感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

せっかくいい記事になりそうなのに煩悩のこと書くの嫌なんだけど、同じ日の終演後に起きたことなのでちょっとだけ残します。私の気持ち悪い文章を読みたくない人はもうここで閉じてください。

 

 

 

・こちらが名乗る前に私を認識する推しくん

そりゃ1人参戦の知らん女がジロジロ見てたら気づくよね。ありがとうめちゃくちゃ嬉しくて恥ずかしかったです。

 

・チェキを撮ってくれる推しくん

これ本当にヤバかった。どんなチェキかは言わねえけどお任せにしたらヤバかった。こんなドブスファン相手にそんな優しくしてくれるんですか!?!?になった。時間もあまりないしクソ寒いはずなのにファンサが丁寧すぎてしんだ全然生きてる。何が問題かというと、撮ってもらった写真と動画、めちゃくちゃ見たいのに映り込んでいる自分のドブスさが目障りすぎて未だに全然凝視できないということですかね。思い出としては最高です。これは私が悪い、痩せます。

 

・後ろから呼んでくれる推しくん

ファンの皆さんにご挨拶してたところに後ろから「さきこ!」と呼んで来てくれたこと。私は早希子の名を本名に空耳する(難聴)のでかなりどぎまぎしました。ありがとうございます生きててよかった。

 

・いつも配信のコメントでお見かけするファンの皆さんにお会いできたこと

あのさあ みんな美人でさあ 素敵な人たちだったなあ またお会いしたいです。

 

 

 

たまたま見つけた推し人間がこんなに素敵な人で参ってしまうな。幸せです。また会えるように元気に頑張って生きようと思います。

 

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とある少年を大好きになってしまった

私は2020年の年末から好きで好きで仕方がない少年がいる。

彼の好きなところを、好きになった経緯や最近の舞台のことも含めて書き残しておこうと思う。かなり盲目的な状態なので、見るに堪えない文章になることをあらかじめ謝罪する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼との出会いは正直覚えていない。ジャニーズJr.の小さい組のなかでずっと最前線で活躍している少年なので、存在も名前もデキジュであることも十分承知していた。ドラマ「ボイス 110緊急指令室」で凶悪犯の幼少期を演じた際には、サイコパス役がかなりハマっていてええやんコイツと思った。怖くて連ドラ全部を見ていたわけではないけど、彼の出演シーンはTVerかなんかでめちゃくちゃリピートした。一目置くアイドルだったけど、情としてはがんばれ~くらいの気持ちだった。

 

 

 

 

 

 

 

2020年12月23日、YouTubeのジャニーズJr.チャンネルにある動画がアップされた。たまたま再生した。22人の少年たちがクリスマスプレゼントの交換会をしていた。そこで、彼を見つけてしまった。

みんなサンタ帽やトナカイの頭やパーティー帽子をかぶっている中、ひとりだけ全身サンタの格好をした男の子がいる。仕切りがうまくて安定している。そこまではよかった。名前を伏せたプレゼント22個が並んでいて、くじで順番を決めて好きなプレゼントを選んでいく。1人目の子が、ひと際デカい箱を選んだ。サンタの彼が持ってきたプレゼントだ。

 

 

 

 

 

 

 

中身はポインセチアだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

え??????????????????????ポインセチア?????????????????????????????????????????????????????????ポ?????????????え????????????????????ポインセチア???????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????花?????????????????????????????????????男の子たちのプレゼント交換会でポインセチア持ってくる人おる??????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????(泡吹いて倒れるオタク)

 

20分弱ある動画の冒頭たった4分で死んでしまった。もうだめだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼のことをなんんんんんんんんんにも知らないのに、彼が好きで好きで仕方がなくなってしまった。後日ツイッターで匿名のマシュマロが届いて、名字の誤字を指摘されるぐらいには彼のことを何も知らなかった。

 

 

 

 

なんんんんんんんんんにも知らないけど、知れば知るほど好きなところが増えた。前置きが長くなったが、好きなところを挙げてみる。

 

 

 

 

  • 配慮

とにかくありとあらゆる配慮がすごい。

 

そもそも動画となって残されるプレゼント交換会で「ポインセチア」を選ぶとは。特定のメーカーの商品ではなく、クリスマスという季節に合っていて、人と被らなくて、様になるもの。もちろんロフトやフランフランで買ってきた他の子たちも可愛いんだけど、ポインセチアだけは次元が違い過ぎて圧倒されてしまった。

 

日頃大勢のグループの回しをやっているだけあって、的確なコメントは当たり前、みんなに美味しい話題を振っていくスキルもすごい。ダウンタウンDXに弟とともに出演した際も、未成年とは思えないほど肝が据わっていてこちらがひっくり返った。喋りの経験値が通常の人間の5億倍ある。

 

ジャニーズJr.チャンネル2021年6月16日にアップロードされた動画は、彼が所属するグループの中で入所が早いメンバーが自身の入所や過去の出演のことについて赤裸々に語っている。そのなかで彼は自分のスマートフォンを片手に過去出演したライブを日付まで正確に書き連ねていた。いやいやいやいや!!!!! そこまでしなくていいのに!!!! なんだよその配慮プロフェッショナル。

 

舞台の楽屋の暖簾をNEWS小山慶一郎さんに作ってもらったときは、込められた意味やエピソードを詳しくブログで語ってくれた。なんて気の利く子だろう。

 

 

 

 

  • 手が大きい

私はとにかく体つきのバランスに対して手が大きい男性に弱い。SnowMan向井康二や俳優の小関裕太が代表例である(と私が言い続けている)。大好きになってしまった彼、いやたまたまなんだけど、彼もまた手が大きい。驚いた。何なら体は小柄なのだ。身長が平均より少し小さい。なのに手脚がめちゃくちゃ長くて、手のひらが大きくて、指が長い。おばさんはまんまと虜になってしまった。

 

 

 

 

  • くちばし 

正面から見た彼の口元は、しっかりめのパーツとしてそこに存在する。鼻と口がかなりはっきりめに見える。それなのに、横から見たら、なんということでしょう。ちょこんとしたくちばしがそこにあるのです。これは弟くんの唇がちょこんとしているところから気が付いた。うっわ兄弟だ!!!!とひとりで大騒ぎした。

 

 

 

 

 

 

  • 肝が据わっているところ

私は肝が据わっているアイドルが好きだ。自分のキャリアと立場を自覚したうえで、堂々と舞台に立っているアイドルが好きだ。

常に同世代のジュニアの中で最前線を駆け抜けてきた彼は、圧倒的に肝が据わっている。堂々とそこにいる。常に完成品を見せられている気さえする。

 

 

そんな彼が、単独主演舞台をすることになった。普通に叫んだ。肝据わりすぎだろなんだよ18歳で舞台単独主演って。大阪公演もある。意味が分からん。なんんんんんにも知らないけど、申し込んでいいかな。めちゃくちゃ迷った結果大阪公演全部申し込んだ(あほか)。ちゃっかり2公演も当ててしまった。その中には7月30日昼公演が含まれていた。そう、彼の19歳の誕生日公演である。私は当選してから彼の誕生日を知った。

 

 

 

 

 

 

「ロミオとロザライン」

 

 

 

 

 

 

総じてとにかくしんどかった。彼が惚れっぽいしょうもない男の役をやっていることも、ロザラインの執着に心当たりがあることも、全部しんどかった。狂い散らかすことができて非常に幸せだった。

 

 

理想の王子様で、なんんんんんんんにも知らないけどめちゃくちゃ好きで、アイドルと観客という明確な立場の違いがほろ苦いほどだった。好きすぎていっぱいいっぱいでまともな感想を述べられないんだけど、「いま」の彼を拝むことができて本当によかったと思った。

 

大袈裟に言うと女誑しの役なのに、彼は生粋の男子校育ちだ。パンフレットでは「恋愛感情というものを模索している最中」なんて書いてある。どんな気持ちであの芝居をしたのだろう。想像してもしきれない。まったくわからない。私にはただひたすらめろきゅんムーブしかできなかった。

 

女性に対して緊張しているエピソードがパンフレットにも載っているし大千穐楽にて演出の鴻上さんからも語られた(らしい)というのに、劇中の彼は相変わらず肝が据わっていた。ロザラインを愛するロミオはこちらまで胸を締め付けられるような深い沼の底にいるし、ジュリエットに愛を語るロミオの声はまるで金平糖のように軽やかにきらきらしていた。その姿がただひたすらに愛おしく、若く小さい体でなぜこんなにも大きな存在なんだろうと私が勝手に途方に暮れた。

 

 

なんんんんんんんんんにも知らないし好きになって日が浅いしお金もそんなに払えていないし何よりも感情が暴走している状態なのでとてもじゃないけどファンや担当を名乗れる立場になくて苦しい。私はただひとりの男の子が激しく好きなだけなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川﨑皇輝さん、これからゆっくり少しずつあなたのことを知れたらいいなと思っています。これからの川﨑皇輝さんの人生がいいことだらけでありますように。

 

 

 

 

 

 

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堰を切った - 高橋優「ONE STROKE SHOW 2021 〜NICE TO MEET U〜」フェスティバルホール

2021年6月30日、1年4ヶ月ぶりに、最愛の男のライブに行ってきました。



去年の今頃は彼が事務所を辞めた頃で、環境の変化(とFC解体により私のバースデーメールが届かなかったこと、7月生まれが蔑ろにされたこと)がしんどすぎて離れようかと思ったくらいだったのですが……







周りの環境、運営の体制、経営面での状況はかなり変わってしまったけれど、高橋優本人はなんにも変わっていなくて、大好きで大好きで仕方なくて、本当に行ってよかったライブだなと思いました。






序盤斜に構えていたことを後悔しています。福笑いがあんな早い段階で演奏されると思わなかったな……。


"最近やっていなかった曲"あたりから私のスイッチが入りました。「誰もいない台所」でチケ代元取ったわ……と思いました。盲目的に狂ったように聴いていたなあと思い出して、あの日に戻りたいなんて思ったりしました。


「少年であれ」もすごくよかったな……全然歌詞の意味わからずに聴いてたんだなと自分が面白おかしく思えました。思ってた以上に熱を帯びた曲だった。今回ようやく、私の中でこの曲の輪郭がはっきりしました。








私の心の堰を切ったのは、不覚にも「現実という名の怪物と戦う者たち」でした。


この曲ずっと好きで、というか元々アニメ「バクマン。」が好きだったところにEDが聞いたことある声で歌われていて、テンション爆上がりしたのを鮮明に覚えています。


観客は声を出せないけど、立ち上がって拳突き上げてぴょんぴょん跳ねながら聴くことができて、自分が心からそれを楽しんでいて、2番に差し掛かる頃には涙を流して嗚咽していました。


嗚呼、私はこの空間がずっと恋しかったんだなあ


2020年は様々な要因が重なって情緒が死んでまともに最愛の音楽を楽しめない時間が続いていて、彼の曲も全く聞けずにいました。だからこそ、高橋優の歌を全身で浴びて全身で喜ぶことができた自分が嬉しくて、その空間が愛おしくて、音楽の価値ってここにあるんだと実感しました。






久しぶりに聴いた「卒業」は高橋優が同じ気持ちでいることを伝えてくれているようで、一緒にこの困難を乗り越えよう、巡り合えてよかったあなたと出会えてよかったと心から思いました。

アンコール「ロードムービー」は、背景の星空のような光が綺麗で(ロードムービーツアーでそういう演出あった気がする、なんだか懐かしかった)、この曲の歌詞も今まで全然咀嚼できてなかったなあと悔しくなりました。本当に素敵だった……私もまたきっと会いに行きます、笑い合いましょうね







歌の力と熱い思いだけでセトリが唯一無二になる、誰も真似できないライブになる高橋優が本当に大好きなまんまでした。早くコロナ禍が明けて、高野豆腐C&Rできる世界になってほしいです。





矢花黎が怖くて仕方ない - モボ朗読劇「二十面相」~遠藤平吉って誰?~

ずっと筆が進まず、気付けば6月。感想を書き残したかった現場も結構あったはずなのにほぼスルーしている。なにやってんだよ。でも今見返したら去年は意外と記事書いてて笑ってます。ブログの執筆いい気晴らしだったんだろうな……めっちゃ病んでたけど……。

 

 

 

 

6月19日、「モボ朗読劇『二十面相』~遠藤平吉って誰?~」を観劇してまいりました。初日です。

 

これまで「SUPERHEROISM」で嶺亜・大光、「幸福王子」で克樹・今野、「陽だまりの樹」で琳寧の姿を拝見していたので、どうしても矢花さん主演舞台見に行きたくて、感染対策を講じたうえで日帰り遠征しました。

 

1階席上手側でしたが、割と不自由なく舞台を見渡せました。開演前の舞台上で既に「幸福王子」のときの既視感があって、スズカツさんの手にかかるとこうなるんだな……と思いました。

 

ここまで書いといてあれなんですが、真剣にレポはできません。何故なら恐怖で覚えていないからです。

公演直後に勢いで記憶を書き下したものはこちらになります。酷い。でも感想もストレートです。

 

 

 

 

本当に、怖かったんです、矢花黎という役者が。

 

 

 

 

 矢花黎の「狂」も「静」も「癖」も「愛」も全部煮詰めて抽出したような舞台でした。それが怖かった。あまりにも自然に、滑らかに、いつも通り。「狂」「静」「癖」「愛」を変幻自在に行き来する。よく”憑依型”のステージジェニックと言われがちな矢花さんだけど、そうじゃなくて矢花黎の一部を自在に操って表現しているように見えました。逆にこれまで私が見ていた矢花黎も一人の男による演じられた作品なのでは……?と、何もかもが信じられなくなって、恐怖で震えながら舞台を見ていました。

 

もちろん矢花黎さんはアイドルとして振る舞ってそこにいてくれるわけなんですが、それでも人間味が強くて等身大の存在でだからこそ儚くて力強いのだと思っていたのです。矢花黎さんを理解した気になっていたのです。これまで矢花さんの言動は人として理解できることが多くて(逆に自担の嶺亜さんはマジで思考回路が理解できない)、リア恋とかいうのはおこがましいけどすごく愛おしい存在だったのです。一番ファンに近い距離でいようとする人だと勘違いしていたのです。

それが『二十面相』によって、これまで見ていた彼も仮面のうちの一つで、まさに二十面相なのでは……という焦燥感のようなものに駆られました。

 

途中から”I Know”(サムパラで披露された矢花黎さんのソロ曲)がめちゃくちゃフラッシュバックして頭の中で鳴り響いていました。「わたし全部知ってるよ本当はね?」と薄ら笑みを浮かべる矢花黎さんに潜在意識の中まで見透かされて掌の上で転がされているような感覚になりました。わたし、あなたのこと何も知らなかったね。

 

 

恐怖心については上記のことを当日の夜にパニックになりながら語っています。

twitcasting.tv

 

 

 

 

数日経った今どう思っているかというと、矢花黎大好きオタク楽しいおばさんです(けろっ)(え)。

YouTubeの矢花さんは変わらず可愛くて仕方がないし、異担侍日報はいいぞもっとやれと思うし、知れば知るほど考えれば考えるほど好きになってしまって、今思い出す腰が細くて顔が綺麗な舞台上の明智小五郎は大好きなアイドルだなあと素直に想います。あんだけ人の心を動かす演技だったということだし、二十面相のレポもどんどん面白い話が出てくるし、いい舞台見に行けてよかったなあと思いました。

 

そう、矢花担の語彙が好きで、ツイッターのレポ漁ってると面白いんですよね。私は1回の観劇で怯えることしかできなかったけど、もっと冷静に(でも情熱的に)書き綴っているツイートを拝見したことで自分の中の二十面相も咀嚼されていったし、面白いスルメみたいな舞台だなあとつくづく思いました。

 

 

 

最後にちゃんと舞台について書き添えると、少年忍者の豊田くんとってもかわいくて応援したくなりました。マジで脚が7メートルあってきゅあきゅあで良かったです。

音楽も面白くって、もっと音響良かったらなあなんて思ったり……センターブロックだともっと音を楽しめるっぽいので勿体ないなあと思いました。

 

もちろん表情や照明などの演出も素晴らしいんだけど、円盤化が叶わなくてもせめてCDにして売ってほしいなって思いました。息遣いとか全部入れてください。よろしくお願いします。