恋い焦がれて苺と西瓜

今日は記念日、じゃないけど君に花束を

ちゃんとさびしかったよ

2024年3月3日、好きなアイドル 加藤シゲアキさんがご結婚を発表された。

 

あーーーーーなんか、いつか来るかもなと思っていた日が、意外と早く現実になってしまった。

 

 

 

驚いた、急にその文字列を見たから。でもとっっても嬉しかった!!!!!本当に本当に嬉しかった。

そしてちょっと切なかった、彼がFC向けに発表した文章があまりにもファンの心身を案じていたから。ファンにもメンバーにも気を遣ったことが書かれていて、そんなこと言わせるほど呪ってしまってごめんという気持ちになった。

 

 

 

すごく喜んだけど、だんだん、どんどん寂しくなってきた。

ファンやメンバーに気遣う言葉、発表直後は「めでたい発表なんだからそんなことまで言わなくていいよ」と思っていたけど、全然そんなことなかった。あの文章じゃなかったらたぶん私は翌日に荒んでいた。

 

 

私にとって彼は好きなアイドルであり教祖であり恋人であり元彼であり先生であり友達であり世界の彩りであった。

大学生時代は「NEWSに恋して」のおかげで恋人ができなかったし、ライブに行くためにバイトに勤しんでNEWSファンの厳しい上司に大変甘やかしてもらった。苦手な読書に齧り付いたり面倒臭い料理もやってみようと思えたり、ピンクのブルゾン(EPCOTIAの衣装)を真似して買ったり、新しい音楽を知ったり、私の興味の分野を広げてくれた。

 

 

 

そうか、結婚したか。

一緒に生きる人を決めたのか。

よかったなあ、彼には彼の幸福があり、人生があり、それをひとつ実現したんだなあ。

 

 

すごい、こんな筈じゃなかった。好きなタレントが結婚したらお祭り騒ぎする予定だった。なんか、なんでだろ、日に日にさびしいなと思っている。

 

 

この心の片隅に空いた穴は時間しか解決しないことを知っている。

 

でも、時間が経つごとにさびしさが増すことは知らなかった。

 

こんな気持ちで好きだったんだ、私もさびしくなれるんだ。

 

 

マスコミ向けにはメッセージカードと共にチョコレートが贈られたと知った。チョコレートを、カカオを見ると彼を連想するから、嗚呼どこまでも彼らしいなと思った。

 

 

結婚発表後最初のツイートには句点が多くて、なんだか発信に緊張を感じた。逆に同じ内容を告知するインスタのストーリーはなんだかゴチャゴチャしていて、あまりにも仕草が"人間"で、胸が苦しい。

 

 

どこまでも誠実で優しくて美しい人に、さらに惹かれてしまう。結婚しても変わらず。好きになりすぎてはいけないのに、好きになってしまう。

 

 

 

 

私たちの関係はこれからも変わらなくて、彼が好きな表現をして私がそれを信仰する。きっとこれからも私の人生を広げ、華やかにしてくれるだろう。

 

というか、それだけが頼みの綱である。どうかこれからも、NEWSでアイドルで作家で他にもなんか色々合計8人いる魅力的な表現者でいてほしい。今までと同じように、彼を、彼らを応援させてほしい。我儘でごめん。それを望むことを許してほしい。

 

 

 

 

ご結婚、おめでとうございます。

末永くお幸せに。